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2012年1月の日記に、「仕事の価値は美しさである」と書いている。

それはまだスウィートブライドが生まれる前の事。

それから4年がたったが、今のぼくもその当時の想いと何ら変わらない。
ブレずにいつまでも同じ想いでいれているというのは、ある意味、とてもありがたい事だと思うのである。

ぼくが仕事に美しさを求める最も大きな理由は、ぼく自身が美しくないからだ。

常に自虐的で、コンプレックスにさいなまれ、人生に華が無い。
辛さや苦しさ、そして寂しさが大半を占めている。

そんなぼくだから、せめて仕事には華があってほしいと願う訳である。

ぼくが思う仕事の華というのは、その業種の本道を意味する。

今年も、その本道をさらに極めるために、
清らかに流れる源流に日が射し、水面がキラキラと輝くような・・・、そんな仕事ができればと思う。

4年前のこの年頭所感を、そのまま想い続ける自分自身の成長の無さを感じながらも、
自分が打ち込める仕事をさせていただいている事に改めて感謝する。

仕事の価値は美しさなのである。