ブライダルの仕事をはじめて15年くらい。
今振り返れば、様々な種類のレストランで結婚式のプロデュースをさせていただいた。
フレンチ、イタリアン、日本料理、中国料理、カフェレストラン・・・。
それぞれに店の特徴があり、オーナー様の性格もあって、結婚式のスタイルも様々。
ぼくは、例えレストランであっても結婚式はある程度の「格式」が必要だと思っている。
腰が低くて、お客様寄りで、おしゃべりも楽しいノリのいいオーナーシェフは数々お会いさせていただいたが、
結婚式というものは、人の良さだけではイイと言い切れないところもあって・・・。
そのあたりは案外と難しいもので、普通の宴会と結婚式の違いがそういう部分にあるのかもしれないと思う。
では、いいレストランは、ホテルや専門式場と何が一番違うのかと言うと、ソフト面に尽きるんじゃないかと思う。
結婚式という格式を理解した上でのお客様への愛情とプロフェッショナルな振る舞い。
決してマニュアル化ではない、そのお店独自の世界観によるサービスが当日の空気を創りだしていく。
そんなレストランがレストランウエディングに適していると考える。
今ぼく自身が実際にプロデュースを多くしているレストランは、仏レストランサンヴェルジュメゾン。
今のスウィートブライドはサンヴェルジュメゾンだけと言いきってもいいくらい。
それくらい、今の姫路ではサンヴェルジュメゾンが抜きんでているように感じている。
これからも長くお客様に愛されるレストランであってほしいので、
5年後10年後のサンヴェルジュメゾンをイメージして、今をプロデュースしている。
ブライダル業界は、老舗の業界だ。
だからこそ、そこで従事する者は、紳士淑女であるべきだ。
そして、ぼくが想うレストランウエディングには、そういう世界観が必要だと思っている。
そんなぼくがオススメするサンヴェルジュメゾンは、
スウィートブライドのプロデュースが入る事で、さらに良い結婚式にしていかなければと、半ば使命のように思っている。
15年この世界で働かせていただいた、ぼくの今の着地点。